おもてなし向上担当 小野寺裕子

いつの間にか、蟹御殿での生活が

10年を過ぎていた          
       

『いつの間にか、蟹御殿での生活が10年を過ぎていた』

おもてなし向上担当 小野寺祐子

蟹御殿で働き始めて、11年目になります。前職は看護師でした。ホテル業と看護師は同じ接客業と思っていまして、この世界に飛び込みました。

今はフロントの担当をしています。お客様のお出迎え、お見送りが主な仕事になります。やりがいは、お客様からいただける「ありがとう」の言葉ですね。お客様に評価していただけることが喜びです。蟹御殿のリピーターになっていただいた方から「飲食担当は小野寺さんにしてもらいたい」と、名指しで指名が来たりするんです。私のことを認めていただいていると思ったら、うれしいですね。

ホテルで仕事を続けていると、感じるんです。看護師は病気の方が相手。元気になられる姿を見るのはうれしいんですけど、精神的に辛い場面もありました。一方でホテル業は喜びを得に来ているお客様が相手。「ありがとう」と笑顔で感謝されると、私も嬉しくなります。喜びの相乗効果みたいなものを感じるんです。

看護師には看護師なりのやりがいはあります。でも、私にはホテル業の方が向いてたんでしょうね。いつの間にか、蟹御殿での生活が10年を過ぎていたのですから。おかげさまで毎日、楽しく仕事をさせてもらっています。

蟹御殿は何に対しても明るく、意欲を持って働ける方には向いている職場だと思います。私も接客係から始まって、部屋のお掃除、系列の奥武雄温泉「風の森」にも行ったりと、さまざまな部署を経験しました。新しい仕事に慣れるまでには、ちょっと大変です。初めてのことばかりで戸惑いもありました。そんな時は、ベテランの方が優しく教えてくれました。聞けば、ちゃんと手取り足取り教えてもらえます。

お部屋の掃除の担当をしたからこそ、客室のことがよくわかります。その経験があったから、フロント係になった時に、お客様にお部屋のことを説明しやすくて。各部署でスキルアップできれば、次に生きてくるんだと実感しました。いろんな部署を回った結果、ホテルの全体的なことを把握できたので、充実した仕事ができるようになりました。

休日はレストランに行ったり、嬉野に行ってみたり、イベントをのぞいてみたりしています。お客様から「おススメの場所は?」と聞かれることが多いので、蟹御殿の近場でおススメできる場所を答えられたら、話も盛り上がるだろうなと思って。休日なのに、ついつい仕事とつながった行動を取ってしまいますね(笑)。

何に対しても、明るく、意欲のある方が、ホテルの仕事には向いているかなと思います。直接お客様に接するフロント係からじゃなくても、クリンレスをしていたらお部屋のことでも想像しながらお客様にお話できるから。伝え方も上手にもなる。有明海もあるし、風の森もある。担当部署に行きたい希望がかなわなくても、自分でスキルアップしていけば、すべてが生きてくるから楽しいと思いますね。

お客様にどこが楽しい、どこに行ったらいい。と言われたりするので、近場でも食事に行ったり。嬉野の情報を仕入れて、いいなと思ったのは、厨房に伝えたりします。あとはイベントに行ける時間を見つけて。
聞かれた時に話せたら、お客様との話も盛り上がるかなと思って。

おもてなし向上担当
お見送り